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 KIMゼミ 2023年度募集要項           担当:金 成浩 (きむ・そんほ)

 

ゼミの内容:国際関係論を「歴史」と「理論」の両側面から深く学べる場を目指しています。同時に、「国際関係」という生きた教材を使いながら、バランスの取れた深い洞察力、プレゼンテーション能力などを養うことも目的としています。

 

ゼミの進行方法

全員の問題意識に共通したテキスト(国際関係論を学ぶ上で是非読んでおきたい書籍)を選んで精読し議論し各人の思考を深めていきます。授業は、発表とコメント方式、および、小グループに分かれて全員でディスカッションする方式の2通りでおこないます。並行して、ゼミ論文および卒業論文にむけて教員との個別面談も行います。また、ゼミ論卒論は授業内でも段階を踏んで発表してもらい、みんなの助けも得て作っていきます。

 

2023年度のテーマ  ⇒  “国際関係論の名著を読む” 

具体的なテキストは、集まったゼミ生の関心を考慮の上、学期の初めにお知らせします。

 

参考:今までのゼミのテキスト一例

・鈴木基史 『平和と安全保障』(東京大学出版会)

・須藤季夫 『国家の対外行動』(東京大学出版会)

・ブルース・ラセット 『国際政治の分析手法』論創社

・土山實男 『安全保障の国際政治学:焦りと傲り』(有斐閣)

・ヘドリー・ブル 『国際社会論-アナーキカル・ソサィアティ』(岩波書店)

・ケネス・ウォルツ 『国際関係の理論』(勁草書房)

・『フォーリン・アフェアーズ』誌掲載の諸論文など

・ケネス・ウォルツ 『人間・国家・戦争』(勁草書房)

・ヨハン・ガルトゥング 『ガルトゥングの平和理論:グローバル化と平和創造』(法律文化社)

・油井大三郎 『なぜ戦争観は衝突するのか:日本とアメリカ』(岩波現代文庫)

・デビッド・ウェルチ 『苦渋の選択―対外政策変更に関する理論』(千倉書房)

・山本吉宣 『国際レジームとガバナンス』(有斐閣)

・ジョセフ・ナイ&デビッド・ウエルチ 『国際紛争』(有斐閣)

 

参考:これまでのゼミ論・卒論タイトル(一部抜粋)

・冷戦後の中朝関係-中国の対北朝鮮認識を中心に

・UNHCRの取り組み-アフガニスタン難民を通して

・小泉訪朝後の対北朝鮮認識-グラッドストーン・モデルの検証

・ソウル五輪と国際政治-韓国・北朝鮮・ソ連からみたソウル五輪のインパクト

・国連安全保障理事会の限界と課題-国連軍と多国籍軍の比較を通して

・朝鮮戦争における戦争原因としての楽観主義-北朝鮮南進計画を通して

・韓ソ国交(1990)と韓中国交(1992)締結の政策決定要因の比較分析

・日米同盟と同盟理論-コンストラクティビズムからみた日米同盟の変容

・日韓国交回復交渉の史的分析-機密解除資料を中心として

・メジャーリーグ・ベースボールの東アジア戦略

・日米開戦の原因 -プロスペクト理論による分析

・東アジア共同体の可能性 ―EUの事例を参考になるのか?

・韓国の対日パブリック・ディプロマシー

・沖縄のソフトパワーとパブリック・ディプロマシー

・沖縄県の観光客誘致政策 ―韓国に対する誘致戦略を考える

・韓国において沖縄はどのように認識されているか?-韓国の沖縄関連コンテンツを中心として

・沖縄の世界遺産におけるソフトパワーの可能性

・アフガニスタン戦争決定過程-ブッシュ政権が用いた「歴史の教訓」と「21世紀の新しい戦争」

・韓国における北朝鮮認識 -386世代監督の韓国映画分析を通して

・日米同盟・韓米同盟からみる日韓関係の展望 

・台湾と中国のパブリック・ディプロマシー戦略 ―対アメリカへの手法を中心に

・理想の平和博物館を考える ―ドイツと日本の比較から

・外交政策の変更-国交断絶という政策選択

・核ミサイル「メースB」配備から見る日・米・沖縄の権力構造

・中国・北朝鮮要因から見る日米同盟と米韓同盟の存続と解消―同盟形成・解消理論に当てはめて

 

ゼミ旅行:行き先はみんなで相談して決めますが、今まで、沖縄県内(カヌチャ)や台湾、韓国などに行きました(自由参加)。(感染症の状況次第では中止の場合もあります)

 

注意事項

・来年度のゼミは金曜日5時限目に予定されていて、時間はほぼ毎回延長されます。6時限目まで延長されて続くことが多いです。ですので、5時限目以降も他の予定をいれることはできません。またゼミは全回出席が原則となっています(出席重視、授業の参加度重視)

・ゼミ選考に当たっては、書類選考を基本としますが、必要に応じて面接を行なう場合もあります。応募書類には志望動機を詳しく書いておいてください。

 

ゼミ公開授業:公開ゼミでは、現ゼミ生のゼミ論/卒論の中間発表を行う予定です。参加する場合は前日までに金成浩までEメールしてください。事前申請がない場合、聴講できない場合があります。

日付:12月16日(金)、12月23日(金)16時20分~18時 (聴講生は、途中参加、途中退出可)

(*1月の公開ゼミはありません)

場所:文講106室

注意:感染症対策のため聴講人数を制限することがあります。また、状況によっては、授業が遠隔に切り替わることがあります。万一、遠隔の場合、授業の聴講方法は事前申請時にお知らせします。

 

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